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ウェディングブーケは、一番わがままを言わなくてはいけないアイテム!
アイテムブライダル豆知識 | 2019.06.01


そもそもウェディングブーケって?


結婚式の時に、花嫁が持つウェディングブーケ。

ドレスで結婚式を挙げる場合には、ウエディングドレス・ウエディングベール・ウェディングブーケの3つは欠かせないアイテムです。

昨今ではさまざまなカタチの花束がブライダルブーケとして使われるようになっていますね!

ウェディングドレスと同じく結婚式では白い色がよく使われるので白い花を基調としたブライダルブーケが一番多いかもしれません。

ちなみに日本で「ブーケ」と言うと花嫁さんが持っている花束を連想しますが、ブーケはフランス語で花束全般を指す“bouquet”が語源。

そのことから、ウェディングブーケもしくはブライダルブーケと呼ぶのが正しい呼び方です。

ブートニアとは…


ブートニアは新郎の左胸に飾る花飾り・コサージュのこと。

ブートニアという言葉はフランス語でボタン穴を意味する“boutonniere”が語源です。ジャケットの襟についているボタン穴に通す事から呼称としてブートニアと言われているようです。

ブートニアについても、求婚を受け入れた女性は渡された花束から一輪を抜き取り男性の胸に飾る…というエピソードからきていると言われています。

ウェディングブーケがプロポースされた証・花嫁の幸せの証であるならば、ブートニアはプロポーズが成功した新郎の幸せの証という事になります。

ブートニアを付けない新郎もいますが、結婚の幸せの証なので是非付けてください。

ウェディングブーケの起原説と歴史による変化



起源は古代ローマの風習というのが有力な説。

これまでの内容でも触れてきましたが、一般的に言われているのはウェディングブーケ(ブライダルブーケ)の起源は古代ローマでのプロポーズの風習。

古代ギリシアやローマには男性は愛する女性のために野山で花を摘み、花束を作って女性に渡すことで結婚を申し込むという風習があったと伝えられています。

女性が男性のプロポーズをお受けする場合は、貰った花束から一輪だけ花を抜き取って男性の胸元に挿すというのが婚約の流れであったのだとか。こういう由来を考えると新郎がブートニアを付られることはとても幸せなことなんですよね!

花嫁の持つウェデイングブーケと、花婿が左胸に挿すブートニアは「花嫁のブーケに合わせる」ことが定番とされていますが、それもこうした由来があってのことです。

花嫁のお守り~中世~



古代ギリシアやローマでは結婚式に花冠をつけていたと言われていますが、中世頃になると芳香のある植物を使い「悪霊を寄せ付けないようにして身を守る」という考え方が広まります。

人々はローズマリー・ディル・タイムなど香りの良いハーブを束ねた“ノーズゲイ(nosegay)”もしくは“タッジーマッジー(Tussie Mussie/Tuzzy Muzzy)”と呼ばれる花束を作り、魔除けや虫よけとして活用していました。

悪いものから身を守って幸せな生活を遅れますように…という願いを込めて、こうしたハーブ・スパイスを束ねたものをお守りがわりに新婦が持つようになったと考えられています。

この中世のタッジーマッジーがウエディングブーケの起源という説もあります。

ウエディングブーケが広まった~1800年代~



ウェデイングブーケが現在のような形になり、結婚式の定番となったのは1800年代以降と考えられています。

そのきっかけは1840年のヴィクトリア女王とアルバート王子の結婚式。

ヴィクトリア女王は結婚式にギンバイカ(マートル)とオレンジの花を使った花冠を身に着けました。

この花冠が時代と共にブーケへと変化したと言われています。

ヴィクトリア女王は純白のウエディングドレス+レースを使った(透けて見える)ウエディングベールという姿を初採用したとも言われていますので、現在の結婚式スタイルに大きな影響を与えたお方とも言えます。

さて、20世紀に入ると庶民も貴族文化を取り入れ、それを簡略化したような結婚式を挙げるようになります。

そして段々と、白いウェディングドレスにブーケを持つ花嫁の姿が一般的になったのは1900年頃。

そこから個人の好み・流行り・各国のお花にまつわる伝承などによってアレンジが加えられ、現在のように多種多様なウエディングブーケが使われるようになっていきました。

いずれにしてもアンテナの高い花嫁が新しいものを取り入れてきた結果、世界各国で自国の文化と海外の文化が入り乱れる今の結婚式が確立されていったのだと思います。

お花には花言葉がある。



起源は定かではないものの、floriography(花言葉)が広まったのも19世紀のヨーロッパからと言われています。

当初は上流階級の方々に対して花にメッセージを込めることが流行。新郎が新婦に愛を伝えるためのメッセンジャーとしても花・花束が使われるようになりました。

ウェディングブーケをカワイイもの、美しいものとして捉えるだけではなく、花言葉を重視してウェディングブーケを作っていた時代もあった為、そういった視点でお花と向き合う結婚式もとても素敵だと思います。

日本では~1960年代~



戦前の日本では、結婚式といえば着物を着て行う“神前式”もしくは“仏前式”が主流でした。

開国を迎えて明治に入る頃にはっ和服ではなく洋服を着るなどして、西洋スタイルの生活式に変化していきますが、戦後まではまだ結婚式は和装で行われることが一般的でした。

戦後、経済成長がピークになった高度経済成長期頃(1960年代)に洋風スタイルの結婚式が徐々に広まっていきました。

最初は洋風スタイルに反対する方も多く、しかし確実に人気が出始めてきましたので、その時代には結婚式業界もかなりざわつきながら盛り上がったそうです。

日本では1960年代半ば頃から、ウェディングドレス+ウェディングブーケという風習が広まったと言えるでしょう。

ウェディングブーケは1900年代前半にはヨーロッパやアメリカで広まっていましたから、日本にはウェディングドレスとブーケは一緒に導入されたも言えますね。日本人としてはそれぞれ別の起源という感覚がなく、最初からドレスとブーケはセットとして認識されていたのでしょう。

元々日本で行われていた結婚式で花束を持つという風習はありませんでした。

しかし西洋式の結婚式の普及で花嫁がブーケを持つという習慣が根付き、近年は和装婚の時にマッチする“和風ブーケ”というものも用意されています。

和風ブーケにも色々な種類がありますが、ピンポンマムなどを使ったボールブーケタイプが人気です。その他にも、扇子を持ったり、バッグブーケなど、和装もいろいろなスタイルがあります。

まとめ



歴史の中で結婚式に必要不可欠になっていったブーケ。

日本ではまだまだ歴史は浅いですが、お花を愛する気持ちはどこの国でも同じだと思います。

一生に一度の日にお花に想いを込めることは、国の文化とは関係なくとても素敵なことです。

海外の文化も日本の文化も自由に組み合わせて結婚式が出来るのは日本だけ。結婚式のカタチが多様化してきても、結婚式に対する思い、結婚に対する思いはきっとこれからも変わらないのだと思います!

プチアドバイス!ブーケにこだわりたいのなら、少しわがままになりましょう。しっかり伝えるだけではなく、ちょっとでも不安なら持ち込みも検討してみても良いアイテムです。

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コーディネーター 髙木

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