さて、今日はサムシングフォーのお話をさせて頂きます！

先に言わせて頂きますと、サムシングフォーの記事は調べてみても同じような記事ばかりなので今回もワイズウェディングらしく趣向を変えてみます。

タイトルでも分かるように、意識せずにサムシングフォーが揃っている事もかなりの確率であるんです。

ですので、この記事ではサムシングフォーの説明から、ちゃんと揃えるとどんなものがあるか、無意識に揃ってるって？などという疑問全てにお答え出来るように書いてみようと思います。

それではさっそく…

サムシングフォーって？

先輩花嫁のインスタや経験談などでよく話題になるサムシングフォー。

「何か古いもの」＝Something Old
「何か新しいもの」＝Something New
「何か借りたもの」＝Something Borrow
「何か青いもの」＝Something Blue

結婚式の日、身に着けると花嫁が幸せになれると言われているこの４つのモノです！おまじないのような文化で、西洋のウェディング文化を一部取り入れている日本では、おなじみのものです！

何か古いもの

Something Old(何か古いもの)は、主に祖先から受け継いだものを身に着けます。

母や祖母のジュエリーを身に着けるのが一般的ですが、和装などで着物をはじめ帯やかんざしなどを受け継いで身に着ける事もあるのが日本特有と言えます。

しかし、やはり洋装に関係のあるアイテムを準備する花嫁が圧倒的に多いです。

何か新しいもの

Something New(何か新しいもの)は、ドレスやベールなど結婚式に新しくおろすものならなんでもオッケーです！

新生活における幸せを意味するもので、新しい人生の第一歩、未来へ踏み出すという思いを込めるものです。

何か借りたもの

Something Borrow(何か借りたもの)は、すでに幸せになっている人のものを借りて幸せのおすそ分けをしてもらうという意味があります。

親族をはじめ、親友から何かを借りる事もあるようで、アクセサリーが多いようですがグローブやベールなんかも借りたりします。

何か青いもの

Something Blue(何か青いもの)は、聖母マリアのシンボルカラーとされ、信頼や忠実という意味があります。

サムシングフォーの中では、こだわる花嫁が一番多いのがこちらかもしれません。何故なら、サムシングブルーが一番直接的に誓いを意味しているからです！

また人目につかないところにこっそりとつけるのが習わしです。

揃えずして揃っているサムシングフォー

さて、ここまで説明をさせて頂いた 「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」という４つのもの。

お気付きかもしれませんが、ほとんどのものが知らずして揃っていることがあるものです。

ただ、サムシングフォーは意識して揃えるという事が大事！

ワイズウェディングでも、「あれ？これサムシングフォーだ！」と思う事が多々ありますので、少し意識すると揃えられると思います。

そして、せっかく準備をしたならサムシングフォーをカメラマンさんに物撮りしてもらうととっても可愛い写真が撮れますよ！

４つ全てをしっかりと準備する！

ところでちゃんと揃えるとなると何から準備すればいいのか？そして先輩花嫁たちはどんなものを準備したのか？

そのあたりを詳しく書いてみたいと思います。

「何か古いもの」＝Something Old

祖先のような経済的安定や豊かさを引き継ぐ意味のあるサムシングオールド。祖先からあなたへと命が受け継がれてきたのは祖先のおかげですよね！そんな祖先たちのように素敵な家庭を築いていくために古いものを受け継ぎます。あなたが生まれた時にお母様が購入した何か。おばあさまが大事にしていたネックレス。お母様から譲り受けたブローチを花嫁バックに入れておくというカタチもあります。また、彼のお母様から何かを譲ってもらうこともあります。

「何か新しいもの」＝Something New

結婚式の為に準備したもの。アクセサリーやベール、ティアラなどの他に、ハイブランドのシューズなどを準備する花嫁もいます。ワイズウェディングでも、ドレスをリーズナブルなものに抑えてシューズを奮発した花嫁がいらっしゃいました。バージンロードを歩くことを考えた時にシューズにしたいと思ったそうです。結婚指輪も結婚式当日に初めてつけるのなら結婚指輪でも！！

「何か借りたもの」＝Something Borrow

すでに幸せになっている方から借ります。ご両親から借りる方、親友夫婦から借りる方などさまざま。指輪やネックレスなど、お色直しの時に身に着けて入場したりします。基本的にサムシングフォーは全て身に着けるものを準備するのですが、結婚が決まった時にもらった親友からの手紙を花嫁バックに入れていた花嫁も！ヘッドアクセサリーなんかも借りやすいかもしれません。

「何か青いもの」＝Something Blue

サムシングフォーと言えば、一番イメージされるのはこれが多いと思います。青いもので身に着けるものなら何でもオッケーで、ブーケに青いお花を入れるのも人気。ネイルにブルーを入れるのも可愛いですし、その場合左手の薬指の爪にだけブルーを入れる花嫁もいます。


なんだかやれそうな気がしてきませんか？こういったおまじない(ジンクスなど)にこだわるのがウェディングとも言えますので、是非取り入れてみてください！

シックスペンスコインも忘れずに！

サムシングフォーと共に合わせて準備したいのがシックスペンスコイン！

シューズの中にこっそりと忍ばせておく有名なアイテムで、現在は製造されていないので、とっても価値があるものです。

小さなものなので取り入れ方は自由！！ブーケのチャームやウェルカムスペース、リングピローの装飾などに取り入れる方もいらっしゃいます。

まとめ

サムシングフォーの由来は諸説ありますが、確実なのは２００年以上の歴史があるという事。

私がこの文化を素敵だと思うのは、受け継いでいく、身に着けるという二つの点。

いわゆる日本の嫁入りと似ているところがあり、それでいて気軽に出来るのが日本でスタンダードになった要因だと思っています。

日本に合う考え方なんですよね！

またいずれ、サムシングフォーそれぞれの可愛い事例をご紹介したいと思います！

WISE WEDDING
コーディネーター 髙木

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