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格安だけど世界に1つの結婚式!Cheapest WEDDINGを参考にしてみよう。
スタッフブログ知っておきたい | 2019.10.19


プレ花嫁の皆様こんにちは。今回は格安でしかもオリジナリティ溢れる結婚式を紹介しているオーストラリアのドキュメンタリー番組「Cheapest WEDDING」を題材にコラムを書かせて頂きます。※邦題は「私たちのボンビーウェディング」

この番組で分かるのは「自分達で作る結婚式の素敵さと無謀さ」です。番組名の通り、お金をかけずに結婚式をやりたいカップルに密着するという内容。しっかりと計画を立てられる新郎新婦なら、費用を抑えながらも唯一無二の結婚式を挙げられる事を教えてくれる私も大好きな番組です。しかし、「簡単に出来るだろう」と安易に考えて準備をした新郎新婦には案の定トラブルが続出します。

お金をかけたくない理由も、「給料が少ない」「夫婦が一緒に住むために必要なビザがとんでもなく高くてお金がない」「ケチ」などさまざまです。

結婚式において「準備が大変!」というキーワードをよく耳にしますが、今日はあえてこう言いたいと思います。

「自分達の結婚式なんだからちゃんとやるべき!」

そうです。やると決めたならやらなければなりません。依頼したプロデュース会社がどれだけ手伝ってくれようとも、オリジナル感を出したいなら努力も必要なのです。

「Cheapest WEDDING」を観るとそれを痛感させられます。

オーストラリアの番組ですが、日本のウェディングプロデュース会社がやっている事とかなり似ている部分がありますので、きっと参考になると思いますのでお楽しみに!

Cheapest WEDDINGとは?


オーストラリアのドキュメンタリー番組。

多くのメディアでは次のような説明がされています。

“お金はかけられないけれど、夢のような理想の結婚式を挙げたい。そんなカップル達にカメラが密着し、山あり谷ありの準備から涙と笑いあふれる本番までを映す。”

まさにこの通りの内容の番組なのです。

日本ではほぼ100%のカップルがプロに結婚式を依頼する為、この番組のようなトラブルは絶対に起こらないと思うのですが、「自分たちで準備するものが多いカップル」は一度ご覧下さい。

1時間番組で毎回3組のカップルの結婚式を紹介しており、その中の1組は必ずドタバタの結婚式で、プロの立場から観ている私は死ぬほどヒヤヒヤして観ています。

ザック&エミリー


本日はノーフォーク島という孤島で結婚式を行なったザック&エミリーをご紹介します。

お金も時間も仕事に費やしてきた二人。そんな二人にも息子が出来て、忙しく過ごしてきたこれまでから少しづつ考えが変わってきました。

ノーフォーク島は、外部から物を輸送してくると莫大な輸送費がかかる為、島のもので全てを作り上げようと計画を立てました。


そして島の自然の中での結婚式をしたいと考えた二人は、ガーデンウェディングに。

結婚式前日からの会場設営。友人がグァバの木でステージを作ってくれたり、木で作ったモニュメントを繋ぐようにストリングライトを装飾。素朴だけど素敵な空間が作られていきます。

しかし結婚式前日に雨が…ザックは絶対に晴れる!と信じていますがエミリーはとっても不安そうです。


ステージもびしょ濡れ。その他の屋外モニュメントも雨に濡れえしまい電飾を付けるのも一苦労。でも仲間の手伝いで不安も和らぎ着々と準備が進んでいきます。明日の事は明日考えればいい。楽観的に考えるのが島の精神。さてどうなってしまうのでしょうか?

花、果物、海の幸、島の人たちの協力で何でも揃います。心配なのは天気だけ。きっと大丈夫!と言う新郎の後ろでは大きなカミナリが鳴っています。

そしていよいよ結婚式当日!!

やはり雨は止まずに激しくなる一方です。暴風雨の中、会場を室内にする決断をします。急いで街のホールに!島の人たちが何十人も手伝ってくれますが、あと6時間で会場を設営し直さなければなりません。


でも仲間の協力で会場が出来上がってきます。

お料理、ウェディングケーキ、島名産のパイは全て島の人たちからの贈り物。

会場の支度も整い、ザックは母と一緒に祖母のお墓へ。

エミリーはウェディングドレスを着て準備開始です。全力で準備した結婚式。準備から涙が…

いよいよチャペルでの挙式。ザックは緊張して言葉を間違えてしまいますが、暖かな笑いに包まれます。

このチャペルでの結婚式の間だけ太陽が顔をのぞかせて二人を祝福。

エミリー「まるで夢の中にいるみたい!」

天候に左右されたザック&エミリーの結婚式も無事開催できたのでした。

まとめ

このような感じで、毎回何かのトラブルが起きます。ゲストが半分以上来なかったり、料理が届かなかったり、音響業者が前日にドタキャンしたり…。トラブルを回避できるカップルもいれば、最悪の結婚式になってしまうカップルも…。

皆さん是非Cheapest WEDDINGをご覧になってみて下さい!

WISE WEDDING
コーディネーター 髙木裕司


浜松市在住。WISE WEDDING代表。「人がいてくれるだけで幸せ」というミニマムの考えから組み立てていく結婚式は派手さよりも人への感謝に重きを置きたいカップルの絶大な指示を得ている。認知症専門の介護士経験後、「色褪せる事のない感情でしか鮮明な記憶は残らない」と考え、2015年CTcreation‐EVENTS‐を設立。2019年には、費用が絶対に上がらないシステムを追加してWISE WEDDINGとしてリニューアルした。

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