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WISE WEDDING > お知らせ > ブライダル豆知識 > 演出 > 自分の車をブライダルカーに!しかし、演出のタイミングが難しい。
かわいくてお洒落なブライダルカー!でも日本では挙式場から去る時に使用することはあるものの、空き缶をガラガラさせて盛大に立ち去る演出はなかなか見る機会はないと思います。なぜあまりやる人がいないのか?これには結婚式における日本と海外の決定的な違いがあるのです。
今回は私がよくお話させて頂いている、それをやりたい時はここから考えてみよう!というようなアドバイスを記事にしたいと思います。
目次
アメリカが発祥のブライダルカーの演出。空き缶をガラガラさせるのは派手な音を立てて幸せな気持ちを周囲に知らせる為だったり、悪霊が近づかない為というゲン担ぎのような意味があります。
でも日本ではなかなか見る機会がないのが現実です。こんなに車好きの人口が多い日本なのに、なぜこの演出があまり根付かないのでしょうか?それはそもそも使うタイミングがないからなんです。
日本でブライダルカーを見る事があるとすれば、ほとんどの場合挙式後だと思います。日本の結婚式ではゲストが見送ってくれるタイミングがそこしかないのです。
しかも、車に乗って移動してもすぐに下りてまた披露宴が始まるのでなんか「あれ?さっきのバイバイはなに?」みたいな印象だけが残ってしまうものですよね。
ブライダルカーって本来はハネムーンに向かう二人のものなので、最後の最後にやりたいものなんですよ。でも日本の結婚式で最後にこの演出を取り入れたい場合には「送賓は?」「荷物は?」「ドレスを着て帰っていいの?」なんていろいろなのっぴきならない理由が出てくるのです。(笑)
ではそうしたらいいのか?一番は結婚式場ではなくキャンプ場などで披露パーティーを行うことが出来れば最後の演出としては最高っ!結婚式場の場合にはどうしても挙式のあとになりがちですが、司会の上手さでかなりカバー出来るのです。むしろ「THE 結婚式」のお姫様感を出せるのでオススメの演出となります。
余談ですが、ケーキカットやファーストバイトではあんなに丁寧に説明するのに、ブライダルカーの演出って全く司会が説明しないんですよね。「おめでとうございまーす!」だけでは海外のマネして浮かれてる二人にしか見えないですよね。パーティー文化があまりない日本にとって、結婚式は挙式も披露宴も儀式の一部であるような感覚があります。披露宴を楽しんでもらいたいなんて言いながら楽しめなくなるような硬い挨拶と硬い司会、硬いスピーチに硬いスケジュール管理でガチガチに決まりきっている流れがあるのがいわゆる日本の結婚式であり文化です。それならしっかりと司会がブライダルカーの意味を説明してケーキ入刀のように丁寧に行うのが道理のような気がします。
こういった事を少し考えるだけでゲストが違和感を持たずに受け入れられる演出になっていくのです。
冒頭でもお話させて頂きましたが、日本ってかなりの車社会で車にこだわりを持っている人も多いのにどうして自分の車を装飾しようと思わないのでしょう?まぁそもそもブライダルカーの演出が組み込みにくいからなのか…(笑)
プランナーってそういうところの細かな演出の不安を司会打ちなんかで潰していかないといけないんですけどね。こういった素敵な海外の文化が日本に根付かない一因はプランナーの感性不足とも言えるので気を付けなければなりません。
あ、また話がそれましたが、だからこそ自分の車を装飾することでレンタカーよりも素敵さが増すワケです。たとえそれがファミリーカーであっても司会の言葉一つで感動の演出に変えることが出来ますので実は本当にオススメの演出なんですけどね。
海外の文化を取り入れたい時には、プランナーの本気度が深く関係してきます!どうすれば良い演出になるのか。どうすれば良い写真が残せるか。こういった事を真剣に考えてくれるプランナーが担当に付いてくれたら何でもやれる気になりますよね!私ももっともっとそうなれるように頑張ります!
ちなみにブライダルカーの装飾って1万円くらいあると結構カタチになるので試してみて下さい。リボン系を入れて、先にリボンの配置を決めると作りやすいような気がします。なんにしても大きなものや広範囲にわたる装飾などから付けていきましょう!
WISE WEDDING
コーディネーター 髙木
浜松市在住。WISE WEDDING代表として「プランナーではなくコーディネーターである」という信念のもと、ウェディングプロデュースを行っている。
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