「スマホで調べれば何でも知ることが出来るけど、調べ方が分からない。」なんてことありませんか？ウェディングでもかなりそういった声があり、はじめて結婚式をする新郎新婦からすると、ステキなイメージだけは次から次へと湧いてくるのにそれをプランナーやパートナーに説明が出来ない事も多々あるはずです。

そこで今日は、知っていると検索する時に役立つかもしれないワードをお教えしたいと思います。私自身も調べている中で初めて知った言葉があるので、業界人の方もご覧いただけると嬉しいです。

まずは検索のコツ！

まずはじめに、良い結婚式を挙げる為に必要な検索のコツを３つご紹介します。

１．キーワード検索をしたら3ページ目くらいまでは根気よく開いてみる。

普段、何か調べたいことがある時にはトップに上がってくるホームページなどから見ていくと思います。しかし、ウェディングに関しては全く考え方を変えてみましょう。というのも、ウェディング業界というのは広告料をめちゃめちゃかける業界です。ですので、普通に検索をすると「今月広告料をかけた会社順」に記事が上がってくるだけということもしばしば。この検索の仕方では「情報に流されているだけ」になってしまいます。


２．「結婚式」「ウェディング」というワードを入れずに検索してみる。

これはお洒落な画像を検索する時などに有効な方法です。ガーデンウェディングをする予定の花嫁様ならウェディングの代わりに「キャンプ」というキーワードと調べたいものを合わせて検索してみるなど、他のところからいい案を持ってくるとオリジナルウェディングにグッと近づく思います。


３．翻訳機能を使う。

日本のウェディング業界は、世界でも稀なくらい多様な国の文化が混ざり合って出来ております。それはそれで確立された「日本の結婚式」と言えるのですが、あらゆる情報が簡単に手に入る昨今では海外のお洒落な画像にも見慣れているのでそもそも海外の画像にインスパイアされた方が理想への近道だったりします。私なんかは、そのアイテムや儀式の発祥の地を調べて現地の言葉に翻訳して検索をして、気に入った画像があったら文章などを逆に日本語訳に変えて情報を仕入れています。

ウェディング用語

それではちょっとマニアックな専門用語をご紹していきたいと思います。

あ行

◦アトリウム

ガラスなど光を通す材質の屋根でおおわれた広い空間のこと。
光を通す屋根などが無くてもホテルなどの吹き抜けの空間で挙式などを行う事をアトリウムウェディングなどと呼びます。

◦アメリカンスリーブ

ドレスのカタチの一つ。ハイネックで首の根元から方にかけて大きく開いたデザインのもを指す言葉。

◦アンピールライン

ドレスのカタチの一つ。バストのすぐ下からスカートが緩やかに広がっているもの。

◦インクルージョン

宝石の内部に含まれている気泡や不純物。インクルージョンが少ないほど純度が高く宝石の価値が高い。

◦ウエイトライス

新郎新婦が親へのギフトとして渡す生まれた時の体重のお米のこと。

◦受書(うけしょ)

結納品を受け取った時の証明書のようなもの。結納品の内容が書かれていて、本来はその場で書くものであった。

◦オーバルブーケ

キャスケードブーケよりカジュアルなデザインのもの。楕円形のデザインのブーケを検索する時に知っていると役立つワード。

◦オペラパンプス

男性の礼装用シューズ。エナメル素材でリボンが付いているもの。

か行

◦ガゼボ

庭に設置されている洋風の東屋。屋根と柱だけで造られた野外の休憩所のことで検索ワードが分からない人が多いものの一つ。

◦カテドラル

司教の座る椅子。広い意味で司教座がある大聖堂の事を指す。

◦月下氷人

仲人の事。今ではほとんど使われなくなったが仲人がいる結婚式では知っていると良い。

さ行

◦桜茶

桜の花びらを梅酢と塩で漬けたものをお湯で戻した飲物。「桜湯」ともいう。
結納など慶事に供される。なお、関西では桜茶の代わりに、「喜ぶ」に通じる昆布茶を出すことが多い。

◦ストレート・チップ

紳士靴に多く見られるデザインのひとつ。つま先の部分に横に切り替えが入っている。クラシカルな雰囲気。メダリオン（つま先部分にある小さな装飾用の穴）がなく、バルモラル（靴ひもを通す穴がついた部分と靴の革が一体化しているもの）タイプがフォーマル向き。

た行

◦タフタ

薄手の平織り。なめらかで張りがあるのが特徴だ。素材はシルクのほか、ポリエステルなど。光沢があるものが多いが、つや消しになっているものもある。

◦ドラジェ

アーモンドの実をシュガーペーストでコーティングしたお菓子。白のほか、薄いピンクやブルー、イエローなどに着色されたものがある。お色直しの再入場後や、披露宴後の送賓の際などに、新郎新婦からプチギフトとして配られることが多い。

◦ドラジェサーブ

チュールなどに包んだドラジェを新郎新婦がゲストに手渡しすること。
お色直しの再入場後やお見送りの際などに行われることが多い。

な行

◦二部制パーティー

ひとつの会場で、披露宴を２回にわけて行うことをいう。一部は親戚中心、二部は友人中心というように、招待客を変えて行うのが一般的。会場に招待客が入りきらない場合や、親戚中心と友人中心の披露宴で雰囲気を変えたパーティがしたいなどの理由から、このスタイルをとるケースが多いもよう。

は行

◦バンコ

結婚予告の意味。連続して3回、日曜日に教会で結婚の告示をし、異議の申し立てがなければ結婚式が行えるというシステム。

◦フォトサーブ

披露宴で新郎新婦がゲスト席をまわり、ゲストと一緒に写真撮影すること。ゲストにとって、新郎新婦と会話が楽しめるということで人気の高い演出のひとつ。

◦プレタポルテ

フランス語では既製服全般を意味するが、日本では高級な既製服のことをいう。
それに対し、リーズナブルな物から高級なものまで幅広い意味での既成品のドレスのことを「セルドレス」という。

ま行

◦マリアベール

顔の前にかかるフェイスベールがないベール。一般的にはオーバル型になっていて、ふちにレースがあしらわれている。頭に載せてピンで固定して使用。顔回りをレースが縁取ることになり、優雅な印象になるが、挙式時のレイズベール(ベールアップ)はできない。

や行

◦ユニティキャンドル

祭壇に立てられた3本のキャンドルのうち、両端のキャンドルの火を新郎新婦の母親がそれぞれ灯す。新郎新婦はその火をもらい、ふたりで一緒に中央のキャンドルに点火する。キリスト教式のセレモニーのひとつだが、どの挙式会場でも行われるわけではない。

ら行

◦ラリエット

ネックレスのようになった細長い飾り。ビーズやクリスタル、パールなどで作られる。髪に巻きつたけり、編み込んだり、額にたらしたりと、さまざまなアレンジが楽しめる

わ行

◦ワインサーブ

披露宴で新郎新婦がワインのボトルを持ち、招待客にワインを注ぎながらあいさつをする演出。
キャンドルサービスの代わりに行われることが多い。ワインではなく、シャンパンで行うことも。「ワインサービス」ともいう。

WISE WEDDING
コーディネーター 髙木

浜松市在住。WISE WEDDING代表として「プランナーではなくコーディネーターである」という信念のもと、ウェディングプロデュースを行っている。

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